皮膚は洋服にたとえるとコートのように、体を包む「外皮」であり、
体の表面を多い様々な働きをしています。
皮膚の働きは、主に3つの作用があります。
①保護作用
皮膚の表面は弱酸性の皮脂膜で覆われていて、外界からの異物やウイルス、
微生物の進入の付着を無害化する働きをしています。
また、紫外線等の光線に対しても光線を吸収し、散乱させて
体を保護する役目をするなど皮膚はバリア機能も持っています。
②体温調整作用
人間は外界からの温度の影響を受けず、一定の体温を保っています。
表皮の角質層と皮膚の先部にある皮下組織は、熱を伝えにくい性質が
あるので、体内の熱の拡散を防ぎ、外気温の変化の影響を伝えないように
しています。
また、体温調節として、体内の温度が高くなった場合は汗腺から汗を出します。
(汗腺も皮膚の付属器官の一つ)
③吸収作用
皮膚が乾燥しているときに、保湿クリーム等を塗布すると、皮膚が潤って
しっとりとするのは、皮膚に経皮吸収の働きがあるためです。
経皮吸収とは、皮膚を通して物質を体の中に取り入れる事です。
皮膚から吸収されやすい物質は、油性物質のクリーム類や油溶性ビタミンの
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE等があげられます。
> ネイル 基礎理論
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